こんにちは、ゴローです。

家を建てるとき、食洗機をどれにするか迷っていませんか?

食洗機選びで迷っている人がぶつかる壁
  • フロントオープンが気になるけど、実際どうなのか分からない
  • 深型とフロントオープン、どっちにするか決められない

先に結論を書きます。

我が家は、新築でフロントオープンのビルトイン食洗機を選びました。

理由は、アパートで使っていた据え置き食洗機です。

小さくてフライパンが入らない。中が窮屈で、食器も入れづらい。

だから新築では、ストレスのないものにしたかったんです。

ただ、この記事で一番伝えたいのは、フロントオープンのことではありません。

深型でもフロントオープンでもいい。食洗機は、絶対に入れてください。

我が家の食器洗いは、手洗い → 据え置き → ビルトインと変わってきました。

変えるたびに、少しずつ生活が楽になっています。

今は1日2回回して、手で洗うのは子どもの水筒くらいです。

ひとつ、先に正直に書いておきます。

私は、深型の食洗機を使ったことがありません。

親戚の家で、実物を見たことがあるだけです。

そのため、この記事は使い比べではなく、私がフロントオープンを選んだ理由と、使ってみての本音の話です。

新築でフロントオープン食洗機を選んだ3つの理由

まずは、結論から書きます。

新築の食洗機を、なぜフロントオープンにしたのか。

理由は3つあります。

フロントオープンを選んだ理由
  • 据え置きで感じたストレスを、なくしたかった
  • 深型の実物を見て、窮屈に感じた
  • 工務店さんに聞いたら、「金額は大きく変わらない」と言われた

最初の見積もりは、深型だった

我が家は、いわゆる注文住宅です。知り合いの紹介で、工務店さんにお願いしました。

工務店さんに希望の設備を伝えたとき、最初の見積もりで選ばれていたのは深型の食洗機でした。

深型は、引き出しのように手前に引いて、上から食器を入れるタイプです。

深型(スライドオープン)食洗機のイメージ(イラスト)
深型(スライドオープン)食洗機のイメージ(イラスト)

ただ私は、家を建てると決まってから、どんな設備がいいかをYouTubeでいろいろ調べていました。

その中で、フロントオープンという選択肢を知っていました。

そこで、こう聞きました。

「フロントオープンにできませんか?」

理由1:据え置きで感じたストレスを、なくしたかった

理由の中心は、これです。

アパートの据え置き食洗機で困った経験があったので(詳しくは次の章で書きます)、家を建てると決まったとき、食洗機についての希望ははっきりしていました。

ストレスのないものにしたい。

フライパンが入らなくて、手洗いが残る。音がうるさい。

中が窮屈で、どこに何を入れれば全部収まるか、考えながら並べる必要がある。

次は、そこだけは繰り返したくない。

そのために、予算の範囲で、できるだけ大きいものを選ぼうと思いました。

そう考えたときに、候補の中で一番大きく見えたのがフロントオープンでした。

理由2:深型の実物を見て、窮屈に感じた

深型が悪いと思ったわけではありません。

ただ、親戚の家で深型の実物を見たとき、少し窮屈に感じました。

フロントオープンのほうが、食器を入れやすく、取り出しやすいんじゃないか。

そう感じたのも、フロントオープンを選んだ理由です。

理由3:「金額は大きく変わらない」と言われた

打ち合わせで聞いたとき、返ってきた答えはこうでした。

「金額は大きく変わらないので、大丈夫ですよ」

それで、我が家の食洗機はフロントオープンになりました。

ひとつ、注意しておきたいことがあります。

「金額は大きく変わらない」は、あくまで我が家の場合の話です。

メーカーの希望小売価格で比べると、同じメーカーの中でもフロントオープンのほうが高く設定されています。

新築のときの差額は、依頼先や、もともとの標準仕様によって変わります。

「うちも差はないはず」と思い込まず、必ず見積もりで差額を確認してください。

我が家の食洗機

我が家の食洗機
  • 種類: ビルトイン食洗機(フロントオープン)
  • メーカー・型番: リンナイ RKW-F402CM4
  • 幅: 45cm(本体の幅は448mm)
  • 庫内の容量: 66L/標準的な食器の量で8人分
我が家のフロントオープン食洗機(リンナイ RKW-F402CM4)。上下のカゴを引き出した状態
我が家のフロントオープン食洗機(リンナイ RKW-F402CM4)。上下のカゴを引き出した状態

経緯:手洗いから、アパートの据え置き食洗機へ

ここからは、フロントオープンを選んだ理由の元になった、アパート時代の話です。

食洗機がなく、手で洗っていた時期もありました。

そのあと、アパートに住んでいた頃に使っていたのが、パナソニックの据え置き(卓上)食洗機「NP-TCR5」です。

59,810円で買いました。3人分・食器18点の小さめのタイプです。

水道につなぐための分岐水栓は、自分で取り付けました。取り付け方はYouTubeで調べて挑戦しています。

アパートを出るときは、分岐水栓を外して元に戻しました。

賃貸で取り付ける場合は、退去時に元に戻せるか、事前に確認しておくと安心です。

食洗機があるだけで、ありがたかったのは本当です。

でも、使い続けるうちに、困ることが3つ出てきました。

据え置き食洗機で困っていたこと
  • 小さくて、フライパンが入らない
  • 音がうるさい
  • シンクまわりが狭くなる

① 小さくて、フライパンが入らない

これが一番でした。

食器を入れたら、もういっぱい。

フライパンは入りません。

据え置き食洗機の中。カゴが小さく、フライパンは入らなかった
据え置き食洗機の中。カゴが小さく、フライパンは入らなかった

つまり、食洗機を回しても、手洗いが残るんです。

食洗機を使っているのに、シンクの前に立つ時間はゼロにならない。

これが、地味にこたえました。

② 音がうるさい

もうひとつは、音です。

回している間は、テレビの音が聞こえにくいくらいでした。

アパートは部屋がひと続きです。

キッチンで回すと、リビングにそのまま音が届きます。

食洗機に家事を任せたはずなのに、回っている間は、音がついて回る。

家族がリビングで過ごしている時間ほど、これが気になりました。

③ シンクまわりが狭くなる

据え置きの食洗機は、調理台やシンクの横に置くことになります。

その分、料理をするスペースが狭くなります。

まな板を置く場所、切った食材を置いておく場所。

そこに食洗機がどんと座っている状態です。

食器洗いを楽にするために置いたものが、今度は料理のじゃまになる。

これも、使ってみて初めて分かったことでした。

アパート時代に使っていたパナソニックの据え置き食洗機「NP-TCR5」
アパート時代に使っていたパナソニックの据え置き食洗機「NP-TCR5」

深型は使ったことがないので、容量はメーカー公式で確認しました

最初に書いたとおり、私は深型を使ったことがありません。親戚の家で実物を見たことがあるだけです。

そのため、深型とフロントオープンの使い比べはできません。

ここでは、私が選んだ理由の「大きさ」について、メーカーの公式サイトで確認できたことだけを書きます。

リンナイ公式に書かれている容量
  • フロントオープン: 66L(約8人分56点)
  • スライドオープン 深型: 63L(約6人分47点)
  • スライドオープン 標準: 42L(約5人分40点)

数字で見ると、深型も十分に大きいタイプです。

「深型は小さい」という話ではありません。

そのうえで、「予算の範囲でできるだけ大きく、ストレスのないもの」という我が家の希望に一番近かったのが、フロントオープンでした。

家を建てる人は、扉を開けるスペースに注意

フロントオープンは、扉を手前に倒して開けます。

扉を開けている間は、扉の前に人が立てるスペースが必要です。

キッチンの通路が狭い間取りだと、ここがぶつかります。

数字はメーカーや機種で違うので、必ず自分が選ぶ機種の設置条件で確認してください。

我が家の使い方:1日2回、手で洗うのは子どもの水筒くらい

ここからは、今の我が家の使い方です。

1日2回、朝と夜に回す

食洗機を回すのは、1日2回。朝ご飯を食べたあとと、夜ご飯のあとです。

夜は食器を入れて予約し、夜中に回しています。

手で洗っているのは、子どもの水筒くらい

今、我が家で手洗いしているのは、子どもの水筒くらいです。

子どもの水筒はキャラクターもの(カーズ)で、食洗機に対応していないからです。

アパート時代は、フライパンが入らずに手洗いが残っていました。

今は、それがなくなりました。

シンクの前に立って洗い物をする時間は、ほとんど残っていません。

料理は妻、片付けは私

我が家は共働きです。

食事まわりは、こう分かれています。

我が家の分担
  • 料理: 妻
  • 片付け(食器を食洗機に入れる・出す): 私

片付けは、私の担当です。

片付けの担当が「洗う」ではなく「入れる・出す」になったのは、食洗機があるからです。

洗う作業は、食洗機がやります。

私がやるのは、入れて、ボタンを押して、終わったら出すだけです。

1回の運転時間

いつも使っているのは標準コースです。

終わるまでに、2〜3時間かかります。

一時期は、早く終わるコースを使っていました。

でも、別に早く終わらせる必要はないと気づいて、今は標準コースに戻しています。

夜は予約して夜中に回していますし、朝も仕事中に終わっていれば十分だからです。

毎回使っている洗剤

毎回の洗剤は、花王の「食洗機用キュキュット ウルトラクリーン」(すっきりシトラスの香り)です。

大容量の詰め替え用を買っています。

食洗機にしてよかったこと

よかったことは、大きく3つあります。

① 片付けが楽になった。拭く作業はゼロ

正直に書くと、私は食器を洗うこと自体は嫌いではありません。

嫌だったのは、洗ったあとに食器を拭く作業です。

食洗機は、乾燥までやってくれます。

まず、この「拭く」がなくなりました。

時間で比べると、こうです。

片付けにかかる時間
  • 手で洗う: 家族分を洗って拭くまで、20分
  • 食洗機: 食器をセットしてスタートするまで、5分

乾燥までしてくれるので、水切りかごを置く場所もいりません。

今、キッチンの上にあるのは、必要最低限の吸水タオルだけです。

食洗機に入れない子どもの水筒は、手で洗ってこのタオルの上で乾かし、乾いたら片付けています。

ビルトインなので、アパート時代のように調理台の上を食洗機が占領することもありません。

それに、今は子どもの水筒以外は全部入れると決まっています。

「これは入るか」「今洗うか、あとで洗うか」と考える必要もありません。

私の場合は、時短になって、しかも清潔に感じる。

この2つが同時にかなうのが、食洗機の一番いいところだと思っています。

② 食器が綺麗になる。特に油汚れ

これは、私の実感です。

手で洗うより、綺麗に仕上がっていると感じます。

特に、油汚れがよく落ちます。

フライパンや、油を使った料理のお皿。

手で洗うと一番手間がかかるものほど、食洗機に任せたほうが仕上がりがいいと感じています。

③ 食器が少なくていい。選ぶ基準もはっきりした

1日2回、朝と夜に回しているので、使った食器がすぐにまた使える状態で戻ってきます。

だから食器は、最小限の数があれば足ります。

新しく買うときも、食洗機に対応しているかどうかを見るようになりました。

迷ったときの基準が、ひとつはっきりしました。

ほかに、据え置きより静かになったのも、地味にうれしい点です。夜は予約して夜中に回しているので、家族が過ごす時間に音が気になることもありません。

我が家では、家事を「分ける」より、機械に任せて「減らす」ことを続けています。

床の掃除は、1階と2階に1台ずつ置いたロボット掃除機に任せています。

その話は、こちらに書いています。

👉 戸建てのロボット掃除機は1台で足りる?1階と2階に2台置いた1年半の話

食洗機も、その「減らす」家事のひとつです。

フロントオープン食洗機のデメリット:後悔は、今のところありません

最後に、デメリットも書いておきます。

といっても、今のところデメリットはほとんどありません。

フロントオープンにして後悔したことも、今のところありません。

強いて挙げるなら、時間がかかることくらいです。

時間はかかる

手で洗うより、時間はかかります。

入れてボタンを押したら、終わるまで待つしかありません。

「今すぐこのお皿を使いたい」という場面では、食洗機は間に合いません。

とはいえ、待っている間に私がやることは何もありません。

かかるのは食洗機の時間で、私の時間ではないと割り切っています。

ほかに、気をつけていること

デメリットというほどではありませんが、使っていて気をつけていることも書いておきます。

気をつけていること
  • 子どもの水筒は、食洗機に対応していないので手で洗っている
  • 月1回、庫内クリーナーで食洗機の中を洗っている
  • 子どもが気になって、触ろうとしてくる

大きい食洗機にしても、全部を任せられるわけではありません。

これから食洗機を選ぶ人は、「うちで一番手洗いが残りそうなものは何か」を先に思い浮かべておくといいと思います。

月1回の手入れに使っているのは、「食器洗い機 徹底洗浄中」という庫内クリーナーです。

手入れの方法や頻度は、メーカーによって違います。

たとえばパナソニックの公式サイトでは、使うたびに残さいフィルターの汚れを取ること、月に1度はノズルを外して水洗いすることなどが書かれています。

また、庫内が白く汚れたときは、食洗機専用の庫内クリーナーを使うよう案内されています。

自分の機種の取扱説明書で、手入れの方法を一度確認しておくのが確実です。

毎回使っている洗剤(左)と、月1回使う庫内クリーナー(右)
毎回使っている洗剤(左)と、月1回使う庫内クリーナー(右)

小さい子がいる家では、子どもが触ろうとすることも気にしておいたほうがいいと思います。

これから家を建てる人へ

フロントオープンにするかで迷っているなら、私が打ち合わせの前に確認してほしいのは、この3つです。

打ち合わせの前に確認したいこと
  • 手洗いが残りそうなものは何か(フライパン・鍋・大皿・水筒など)
  • 扉の前に、開けるスペースがあるか(機種ごとの設置条件で確認)
  • フロントオープンにしたときの差額(依頼先の見積もりで確認)

ひとつずつ、補足します。

手洗いが残りそうなもの。

アパート時代の私にとって、それはフライパンでした。

今の我が家では、子どもの水筒くらいです。

「これが入らなかったら困る」というものを、打ち合わせの前に書き出しておくと、ショールームで実物を見るときに確認しやすくなります。

扉の前のスペース。

前に書いたとおり、フロントオープンは扉を手前に倒して開けます。

キッチンの通路の幅や、背面の収納との距離によっては、扉を開けたときに人が通れなくなります。

図面の段階で、依頼先に確認しておくのが安全です。

差額。

我が家の場合、差額は大きくないと言われたので、迷わずフロントオープンにしました。

もし差額が大きかったら、どうしていたか。

正直に言うと、分かりません。

前に書いたとおり、深型も容量は十分に大きいからです。

迷ったときの、一番簡単な質問

食洗機を入れるかどうか迷っているなら、この質問だけ考えてみてください。

「洗濯機は使うのに、食洗機は使わないのはなぜ?」

服を毎日手で洗っている家は、ほとんどないと思います。

洗濯機があるのが、当たり前だからです。

でも食器になると、「手で洗えばいい」という家もまだ多いと思います。

私は、食器洗いも洗濯と同じだと思っています。

毎日必ずあって、機械に任せられる家事です。

手で洗えば20分。食洗機なら、セットしてスタートするまで5分。

この差が、毎日続きます。

いろいろ書きましたが、私が一番伝えたいのはこれです。

深型でもフロントオープンでも、正直なんでもいいと思っています。

ただ、食洗機は絶対に入れてください。

まとめ|洗い物の時間を、家族の時間に

長くなったので、まとめます。

この記事のまとめ
  • アパートの据え置き食洗機のストレスから、新築ではフロントオープンを選びました
  • 今は手で洗うのは子どもの水筒くらい。デメリットは時間がかかることくらいです
  • 深型でもフロントオープンでもいい。ただ、食洗機は絶対に入れてください

最後に、ひとつだけ。

夜ご飯が終わったら、食器を入れて、予約ボタンを押す。

それで、私の片付けは終わりです。

19時から21時までの2時間は、家族の時間です。

平日に子どもと起きて過ごせるのは、1日のうちで思っているより短い。

その短い時間を、シンクの前で使いたくない。

家族に背中を向けて洗い物をするより、子どもの隣に座っていたい。

食洗機をストレスのないものにしたのは、結局そのためだったのだと思います。